ヱンヂニヤ・トヲルの生活と意見

コンテンツ・マネジメント・システム

楽をするためであれば苦労は厭わない、というのは私の先輩の言葉で、ヱンヂニヤかくあるべし、と思いますね。

私は、妻の実家の商売のウェブサイトを管理しているのですが、なかなか更新がままなりません（自分のブログは更新してるケドネ！）。なんとか楽をする方法は無いものか、と考えて、CMS（コンテンツ・マネジメント・システム）について調べはじめました。

CMSとは、専門知識の無い人でも、掲示板に書き込むような感覚でウェブサイトのコンテンツを作れるようにするツールです。ブログもCMSの一種ですね。

更新を人任せでＯＫにしよう、という算段ですが、そのためには私がちゃんと構築して、既存サイトを移行させなければなりません。それはそれでとてもメンドクサイですが、”楽をするための苦労はするべし！”と自らを奮い立たせ、暇を見つけてやっています。

まずはXOOPSを試してみたのですが、ほどなく挫折。たしかに掲示板などは異様に高機能なんですが、管理用メニューで設定できることは限られていて、思ったほど自由度が無く、希望の見た目や構成にするには、CSSやPHPなどのソースをゴリゴリ書き換える必要があります。

”あるがままに使う”か、”がんばってソースをカスタマイズする”の両極端な使い方しか無い感じで、私の用途にはちょっと合わないようでした。

今はMamboをいじっています。これはこれで独特な設定方法で、慣れるのに苦労していますが、無料で使わせてもらっているんで、文句も言えません。XOOPSよりはなんとかなるかな、と思っていますが。

さて、この苦労が報われる時は来るでしょうか。

子供とお風呂

最近子供ネタが多いですが。

先日、馴染みのタクシーの運転手さんと話していて、「娘が一緒にお風呂に入ってくれるのは何歳までか」という話になりました。運転士さんのお宅は１男２女なのですが、上の娘さんは、なんと中学2年くらいまで一緒に入ってたそうで。

「今は高校生なんで、さすがに風呂は一緒に入りませんけど、私が居間で布団にくるまっていると、同じ布団にもぐりこんで来たりしますよ。女房に言わせれば『ありえない』らしいですけど。」

と、嬉しそうに語っていました。確かにちょっと珍しいような。
でも、息子さんは小学4年生くらいで一緒に入ってくれなくなったそうで、

「いや、ある一言がきっかけなんですけどね。私が『あれっ、おまえチンチンに毛が生えてるじゃないか』と言ったら、翌日から入ってくれなくなりました。」

あぁ、気持ちはわかるなぁ。とにかく毛の話は禁句と言うことで。
ところが、今日娘と風呂に入っていたら、毛の話題になってしまいました。

「リリはここに毛が無いんだよね…　ママはあるのに。」と言うので、
「パパもあるよ。大人になったら生えるんだね。」と答えたところ、
「リリも早く大人になって、生えるといいなぁ。」と嬉しそうに言っていました。まだセーフのようだ。

しかし、娘が微妙な年頃になって、もしこのブログを読んだとすると、風呂に一緒に入るどころか口も聞いてくれなくなる気がするので、そうなる前に消さなければ！

グーグル

アクセス解析を見ていたら、グーグルから”情操教育”というキーワードで来ている人がいました。
それで、実際に”情操教育”で検索すると、私のブログがなんと15番目に出るんですね。
たぶん、この中で”コレジャナイロボ”にトラックバックしていて、そのページのランクが高いので、そっちに引き上げられたんでしょう。

”情操教育”について調べたい人が、私のブログを見ても何の役にも立たないので、検索精度としては如何なものか、と思えます。

あと、右側に検索に連動した広告が出ますが、”お子様のことでお悩みなら”と、占い師の広告が。いや、たぶんそれも問題の解決にならないし、ますます如何なものかと…

BMW 1シリーズ

今日は、前から気になっていたBMWの120を試乗してきたのですが・・・ちょっとガックリしてしまいました。

いや、クルマが悪かったというわけではないんですね、たぶん。BMW 1シリーズは、コンパクトカーでありながら、FRレイアウト（フロントエンジン・リヤドライブ）にこだわったのが、最大の特徴です。パッケージ的に不利なので、普通はFFにするところを、あえてFRにして"BMWらしい走り”を前面に出したと。

私は、BMWもFR車もほとんどドライブしたことがないので、どんなんだろう、と楽しみにしていました。試乗記とか見ると、”最初のカーブを曲がったときにFRの良さが分かる”とか書いてあったりするのですが・・・

結果的に、私には違いが分かりませんでした。クルマごとのハンドリングの個性というのは、多少はわかるつもりだったんですが、このクルマについては「ハンドル重い！」という印象しか残らなくて。ディーラーの周囲の道を5分くらい走っただけではありますが。

エンジンも、たしかにパワーもピックアップもあるけど、とりわけ感動はしませんでした。
先日新型ゴルフに試乗したときは、滑らかに”プローン”と高回転まで回るエンジンと、緻密な6速ATとのマッチングの良さに、なかなか感動したんですが。

要は、BMWの良さ（駆けぬける歓びってやつ？）が、私には感じ取ることができませんでした。”良いモノ”があるとして、その良さが分かる感性が自分には無いとしたら、それは悲しいことで、それこそがガックリしてしまった理由です。

いや、そういう感性は経験で培われるものかもしれないので、だとしたら1シリーズ買うしかないか！　と思ってしまうのはBMWの思う壺なのか。

ジャムセッション

妻のblogに、娘が初めてバイオリンのグループレッスンに行った話があります。（最近、blogで夫婦のコミュニケーションを保っているような…）

娘が、初めての合奏をすごく楽しんでいた、というのを読んで、自分が小学４年生の時のことを思い出しました。産休を取った担任の代わりに来た先生が、室内楽マニアの人で、音楽の時間といえば、いつも合奏だったんですね。

きっと教え方がうまかったのでしょうけど、そのとき「合奏ってすごく楽しい！」と思い、それがきっかけで、中学では迷わず吹奏楽部に入ったのでした。娘が、合奏の楽しみを知ってくれたとしたら、嬉しいことです。

合奏の楽しさというのは、一人だけだとあまりぱっとしない音の断片でも、いくつものパートが重なることによって、全体像ができて、それらがピタッと決まったときの心地よさにあります。それでふと思ったんですが、仕事でやるミーティングでも、それに近い感覚になることがあるなぁと。

ミーティングのために何人かで集まって、そのメンバーが、自分とフィーリングが合い、さらに自分には無いアイデアや知識を持ち寄っていると、すごくいい感じになることがあります。自分の断片的なアイデアやプランが、他のパートの人のアイデアと重なり合って、そのハーモニーによって全体がパーッと見えた時に、ゾクゾクするようなグルーヴを感じるんですね。

一方で、中に一人でも、リズム感が無いというか音感が無いと言うか、ちょっとズレた人がいて、いらぬ発言を繰り返えされてしまうとグルーヴは生まれないわけで、そういうところも合奏と似ています。いい感じになりかかったときに、そういう人に台無しにされてしまうと、イライラしますね。

でもまぁ、むしろそれが普通というか、許容するしかないのが大人の社会というものです。たまにでも、しびれるセッションを楽しめることを、幸せに思うべきなのかもしれません。

高速学習デバイス２

sunpxさんの　"高速学習デバイス"かぁ　より。

そうですね、子供は定着能力があるというのもあるんだろうけど、余計なフィルタを通さない、ってことも大きいんでしょうね。フィルタを通すということは、情報量が落ちてるわけで。

うちの子は、メールを書くのはいいんですが、これで字を書かなくなったら困るなぁ、とはちょっと思うんですけどね。一応、たどたどしくも字は書くので、友達に手紙を書いたり（一言くらいだけど）することもあったのですが、

最近は「○○ちゃんからお手紙もらったんでしょう？　お返事書いたら？」と母親が言っても、「えー、○○ちゃんはメールは無いの？」とか言うらしいです。メール打つ方がずっと楽なんでしょうね。３歳でそれは如何なものか。

高速学習デバイス

sunpxさんから、娘のblogの感想を頂いてしまいました。いや恐縮です。

携帯電話があれば３歳児でも文章が書けるということが、ある種の”文明の力だ”というご意見。私はもう、娘がメールを書くのは当たり前になっていたのですが、この言葉で考えさせられました。

幼児の学習能力というのは、ある意味、大人もかなわないものがあります。歩いたり走ったり、自転車に乗ったりということを覚えつつ、単語、文法、文字、言葉遣いのマナー、などを、数年で吸収してしまうんですから。

幼児と言うのは、物事をロジカルに捉えることができませんから、何かを学習するためには、外界に働きかけ、それによるフィードバックを得る、という繰り返しだと思われます。いわゆるニューロコンピューターの原理ですね。幼児は、それを定着させる力が、大人よりもきっとあるんでしょう。

で、ここからが本題なんですが、その”働きかける””フィードバックを得る”というループを、高速に行うことが出来れば、幼児は短時間でかなりの学習が可能なはずです。私が思うに、携帯電話は、そのような幼児の力を引き出すのに最適のデバイスではないかと。

まず、携帯電話にはきれいな絵の出る大きな画面があり、何かを行ったときに、結果がすぐに出ます。

携帯電話にはあまり多くのボタンが無いので、あてずっぽうに触っていても、正しい結果に行き着く可能性がかなりあります。

携帯電話は、終話ボタンを押すと、それまでの操作がすべてリセットされて、瞬時に初期状態に戻ります。これにより、変なモードに入っても、いつでも最初からやり直すことが出来ます。

操作の結果が積み重なって「状態」を持っていると、ある操作を行った時の結果の再現性が下がって、学習の効率が大きく下がるはずです。携帯電話は、状態をいつでもワンボタンでリセットできるわけで、これは重要な要素だと思えます。

実際のところ、うちの子供は、携帯電話をポンと渡しておくと、勝手にEZアプリでゲームもするし、着メロで好きな曲を選んで聞くし、写真も撮ります。考えてみれば、たいていの操作はやってますね。

この原理を活用して、特殊な情報処理をするデバイスを作れたりしないでしょうか。ニューロコンピューティングで株価を予測する、みたいな研究は一時流行ってましたが、同種のことを、幼児の能力を活用してやってみるとか。大勢の幼児をパラレルで接続して…

ああ、なんか怖い考えになってしまった…

Google Maps

kohさんに Google Maps を教えてもらいました。
す、すごい。Webのアプリとは思えないくらいスムーズに動きます。これでカーナビ作れそうですな。

世界地図では、なぜか北の方が好きですね。ロシアのノヴァヤ・ゼムリヤとか見ながら、「あー寒そうだなー」とロマン？をかきたてられます。

このGoogle Mapsでも、さっそくアラスカの北のほうを見てみたんですが、ちょっと拡大すると真っ白になってしまって（道路も何もないので）、あまり面白くありません。そういう用途には向かないようです。

これの日本版が早く出て欲しいところですが、もし出たら、やはり私は真っ先に、宗谷岬とかを見てしまうことでしょう。

3歳児のブログ

妻のブログにもありますが、うちの３歳の娘は、ケイタイでメールを打ちます。それほどちゃんと教えたわけではないのに、見よう見まねとか、トライアンドエラーで覚えてしまったようで。

むしろ、五十音表の規則（”あ行”とか”か行”とか）は、ケイタイのメールを打つうちに覚えたという感じです。いつのまにか、POBox（ソニーのケイタイにある予測変換機能）も使いこなしてるし。

ならばmoblog（携帯電話から書き込むblog）なら出来るなと思ったので、今日、開設してみました。
”りりかのぶろぐ - 幼稚園児リリカの生活と意見”
です。さっそくリリカは、はりきって書いていますが、まだまだ堅いですね。そのうち本領発揮するでしょう。

日本最年少ブロガーだったりしないかなぁ、と密かに思っているのですが。小学校２年生の女の子の”ひらがなぶろぐ”は有名ですね。

これで一家全員ブロガーということで、あとは実家の両親にもやらせるかな。

3歳児の性格診断

今日、リビングでダラーっと寝そべっていたら、近くを通った娘が、頭のそばに置いていたメガネを踏んで、レンズが外れてしまいました。

私は「メガネ踏んじゃだめだよ！壊れちゃったじゃん！」と怒ったわけですが、たぶん娘は「踏んでないよ！」とか言うと思われるので、だとしたらまた怒らないといけないな、と思っていたら、

「そんなところにメガネを置いているのが悪いんだよ。ちゃんとこっちに置いておけば、踏まないで済むのに。」と、きわめて冷静に返されてしまい、反論できませんでした。だんだん侮れなくなってきたな…

来月には４歳ということで、もうかなり普通に会話が成立するようになったので、もはや”性格”も完成しているのかもしれないな、と思い、エゴグラムの性格診断をやらせてみることにしました。娘にインタビューしながらやってみた結果はこれです。

要は、バランスのとれた性格で、合理的な常識家。人からも好かれるが、飛びぬけたことや創造的なことはしない、という感じですね。なんかつまんない奴ですね。もう少し奔放に育てるべきだったか？　まぁ普通でいいけどね。

自分もやってみると、こうなりました。「気ままな合理主義者。自惚れあり。」ということらしく。まぁ当ってるような・・・
技術者に適正がある、とありますが、むしろ技術者以外が不適合なタイプですな。妻からは、「”気まま”なのは間違いない」と言われました。

妻の結果はこうなってますが、こちらはあまり当たってないような。”わがまま”なのは当たってるけど。いや、私はわがままを言ってくれるような女性の方が可愛いと思うけどね。（とフォローしてみるテスト）

この結果による相性診断というのがあり、私と妻のは最悪。”ただただ反発を感じるだけで、少しも必要としないのです”だそうで！