いつの日か、子は親を乗り越えていくものだなぁ、と詠嘆しているのは、今日、リリカとはじめてトランプの神経衰弱をやって、完敗したからです。
しかし、リリカよ、これでいい気になるな。なにしろ、パパは今まで、神経衰弱で一度も勝ったことが無いのだから。
僕は、記憶力は悪くはないと思うんですが、神経衰弱に必要なのは、空間記憶力でしょうか? そいうのは苦手みたいで。方向音痴だし。
古代ギリシアで、「記憶術」がもてはやされた時代がありました。当時は書物が高価だったし、原稿を見ないで演説することが重要なスキルだったので、記憶術が実用的だったんですね。
ギリシア式の記憶術の主なテクニックは、記憶するものを場所に割り当てることです。頭の中に仮想の建物を作って、玄関のノブには”ある言葉”、居間のクロゼットの一番上の引き出しにはまた”ある言葉”、というように、結びつけていくようです。
僕も、これを試してみたことがありますが、まったく駄目ですね。いま思えば、神経衰弱が苦手な時点で、試すのは無駄だったような。
今や、記憶術の必要性は薄れる一方でしょう。昔は、文献をたくさん記憶していて、必要なときに必要な情報がすぐに出せるというだけで、重用されて学者にさえなれたりしたようですが、今はたいていのことは、ネットで検索すれば一発です。
会議中に、話題になってることをその場ですばやく検索して、知ったかぶりすることもありますよね。
でも、それは「知ったかぶり」とは違うでしょう。検索結果を読んだ瞬間に知ったわけですから。知識を脳から取り出したか、ネットから取り出したかに、本質的な違いは無いはずです。
以上、神経衰弱で負けたことについての、負け惜しみでした。
そうだ、ここはネットの英知を結集して、神経衰弱の勝ち方について調べてみよう。
「神経衰弱・コツ」でググってみたところ、こちらのサイトによると、
「自分の開けたカードと他人の開けたカードをよく見て記憶することが勝つコツです。」
まぁそうですが…
>「自分の開けたカードと他人の開けたカードをよく見て記憶することが勝つコツです。」
ハゲワラ
これについては色々書きたいことがあったのですが
コメントが長くなって怒られたので
自分の日記に書くことにします。
投稿情報: fukasawa | 2005年4 月30日 (土) 03:53
方向音痴のDNAはあなたの母方の血筋に受け継がれているようです。
神経衰弱は妹の娘も、おばあちゃんに完勝しています。
今度は孫たちの対決が楽しみですね。 でも 負けた方が泣くんだよね・・・・・
投稿情報: samurai | 2005年4 月30日 (土) 08:05
あぁ、私も完敗しました〜〜〜泣っ。
昨日は夫トヲルとりりかの対決を、キッチンから
見守りましたが、「ウッキー、ウッキー」と言いながら、
猿のようにカードを取るりりかに負けるのはさぞ悔しか
ったことと思います・・・
夏休みの対決が待ち遠しいですねっ♪
投稿情報: ちあき♪ | 2005年4 月30日 (土) 08:46
今の時代、記録は外部からすぐに手に入るから、
記録に結びつく記憶がモノをいうんでしょうね〜。
神経衰弱は同じくらいの物覚えの人とやるとアツいっす!
投稿情報: Sakotomo | 2005年4 月30日 (土) 09:11
>>fukasawaさん
”要約”が良かった。
>>samurai
なんすかこのニックネームは?
方向音痴が遺伝子によるとすれば、リリカも方向音痴なはずだけど。。
>>Sakotomoさん
どこを調べれば情報が手に入る、ってことがわかるのが重要なんでしょうね。
投稿情報: トヲル | 2005年5 月 1日 (日) 21:58