開発中のMMORPG、”ラテール”のクローズドβテスターに当たったので、やってました。2Dサイドビュー画面なのが特徴で、僕なんかはソーサリアンを思い出します。8bitパソコン時代のアクションRPGですが、とても好きだったので。
MMORPGって自由度が高いので、初心者は何をしたらいいのか迷い、よくわからんうちに止めてしまうケースが多いそうです。3Dではなく敢えて2Dサイドビューにすることで、移動の制約が大きくなるけれど、初心者向けには良いかもと思えます。
操作も易しくて、リリカでも(安全な場所での狩りなら)できるので、奴をBOT代わりに活用していました。(人工知能ではなく天然知能ですがー)
ゲームバランスは、なかなかいいところを突いてるんじゃないでしょうか。MMORPGの醍醐味は、ネットにつながっている人と協力してプレイすることですが、パーティープレイ偏重だと億劫なことも多いし、ソロプレイでOKなバランスにすると、人と協力する必然性が薄れて、べつにオンラインでやらなくてもいいじゃんということになります。
”ラテール”は、パーティーで狩りしたほうが効率的ですが、ソロでもギリギリなんとかなるので、プレイスタイルに合わせて選べる感じです。さらに、ソロで狩場に行って、やはりソロで苦労している人を見つけてパーティーに誘うと、たいていOKしてくれるので(お互い有益だから)、その場でパーティーを組んで、疲れたら(飽きたら)サヨナラする、というカジュアルなパーティープレイがやりやすいシステムになっています。
キャラクタの職業が4種類あり、僕はシールダーを選びました。火力は高くないけれど耐久力が高く、パーティーのために壁になるという地味な役です。でも、味方と敵の位置関係を見て、効果的な場所で壁になることが必要なので、地味なりに面白いと思いましたよ。地味な働きなので、あまり感謝されませんが。
感謝されるのは、なんといっても回復魔法を使えるマジシャンですね。マジシャンが1人いると圧倒的に楽になるのですが、連中はひ弱なので、他のメンバーで守らなければなりません。うっかりマジシャンがやられてしまうと、「嗚呼、シールダーであるところの俺がついていながら…」と悔やまれます。逆に、各職の役割分担がきっちりかみあって強い敵に勝てると、なにやら連帯感が生まれるのでした。バランスがいいってことでしょうね。
音楽もがんばってます。これなんか、クリシェ進行の典型的さわやかポップスではあるが、アレンジがカッコよす。
とにかく全体的に良くできており、最近の韓国製ゲームもなかなかのものだと思ったのでした。
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