sunpxさんから、娘のblogの感想を頂いてしまいました。いや恐縮です。
携帯電話があれば3歳児でも文章が書けるということが、ある種の”文明の力だ”というご意見。私はもう、娘がメールを書くのは当たり前になっていたのですが、この言葉で考えさせられました。
幼児の学習能力というのは、ある意味、大人もかなわないものがあります。歩いたり走ったり、自転車に乗ったりということを覚えつつ、単語、文法、文字、言葉遣いのマナー、などを、数年で吸収してしまうんですから。
幼児と言うのは、物事をロジカルに捉えることができませんから、何かを学習するためには、外界に働きかけ、それによるフィードバックを得る、という繰り返しだと思われます。いわゆるニューロコンピューターの原理ですね。幼児は、それを定着させる力が、大人よりもきっとあるんでしょう。
で、ここからが本題なんですが、その”働きかける””フィードバックを得る”というループを、高速に行うことが出来れば、幼児は短時間でかなりの学習が可能なはずです。私が思うに、携帯電話は、そのような幼児の力を引き出すのに最適のデバイスではないかと。
まず、携帯電話にはきれいな絵の出る大きな画面があり、何かを行ったときに、結果がすぐに出ます。
携帯電話にはあまり多くのボタンが無いので、あてずっぽうに触っていても、正しい結果に行き着く可能性がかなりあります。
携帯電話は、終話ボタンを押すと、それまでの操作がすべてリセットされて、瞬時に初期状態に戻ります。これにより、変なモードに入っても、いつでも最初からやり直すことが出来ます。
操作の結果が積み重なって「状態」を持っていると、ある操作を行った時の結果の再現性が下がって、学習の効率が大きく下がるはずです。携帯電話は、状態をいつでもワンボタンでリセットできるわけで、これは重要な要素だと思えます。
実際のところ、うちの子供は、携帯電話をポンと渡しておくと、勝手にEZアプリでゲームもするし、着メロで好きな曲を選んで聞くし、写真も撮ります。考えてみれば、たいていの操作はやってますね。
この原理を活用して、特殊な情報処理をするデバイスを作れたりしないでしょうか。ニューロコンピューティングで株価を予測する、みたいな研究は一時流行ってましたが、同種のことを、幼児の能力を活用してやってみるとか。大勢の幼児をパラレルで接続して…
ああ、なんか怖い考えになってしまった…
そっか。。。8歳までに色々入れておけばいいのね?いらないものはあとから整理することにして、どんどん入れちゃいましょう♪
あ、でも、本当に入れすぎると熱を出すのよ〜。何か冷やすものも一緒に入れるべき???
投稿情報: チアキ♪ | 2005年2 月10日 (木) 18:47
沢山の幼児をパラレルに繋いで・・・ってのは
面白いアイデアですね
筒井康孝氏あたりがSF小説にしてくれないかな
最初は神童を沢山繋いでやってて
株価も予想しまくり原子炉も安定しまくり航空宇宙産業も発展しまくりだったのが
少子・高齢化で老人ばっかり繋ぐ羽目になり
何人かがボケてしまって大混乱、とか。
でもゲートボールの戦略と的球の弾道計算はすげぇ、とか。
投稿情報: fukasawa | 2005年2 月10日 (木) 18:49
老人は予想はダメでしょうなぁ。でも多量の老人を接続して、”おじいちゃん・おばあちゃんの知恵袋データベース”として運用すると、すごい威力を発揮するかもしれない。
幼児ネットワークと知恵袋データベースの連携により、全世界の政治と経済が完璧に制御されるようになり、人類は平和と繁栄を謳歌するのであった。
投稿情報: トヲル | 2005年2 月14日 (月) 00:07