先週の話ですが、職場の同僚(所属会社は違う)の結婚式に出席しました。なぜか来賓席の、しかもドセンターに座らせられて、同じテーブルは新郎・新婦の双方の会社の社長とか重役とかばかり。最初のうちは居心地悪かったんですが。
新婦側の来賓は、新婦の勤めている老舗の製菓会社の方々で、お話をしていると、異業種の、知らない世界を垣間見た気分で、なかなか面白くもありました。
料理はおいしかったのですが、量がかなり多く、最後のフルーツやデザートは半分も食べられず、さらにウエディングケーキも別に出てきて、それはほとんど残してしまいました。
しかし、その製菓会社の方々は、けっこう年を召した方もいるのに、全員が完食。私が驚きの目で見ていると、「別腹ですからね」と平然と言われていました。さすが製菓会社の方!
隣の方(製造部門の方らしい)は、食べながら、「これはどうやって固めたかな。寒天かな、ゼラチンかな。」とかブツブツ言っています。
社長さんも、ケーキの生地を突きまわしながら、「いや、いらんこと考えずに楽しく食べればいいんですけどねー」と言われていました。
見上げたプロ根性だ、と思いましたが、そういえば私も、ゲームとかしながら、「画面フェードアウトの最後の数フレームが必ずギクシャクするなあ」とか、「あ、いまBGMが切り替わるときにポツ音がしたぞ」とか、全く本質とは違うところが気になってしまい、心から楽しめないことはあるかな。
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