このところ、急に家のPCが遅くなってしまい。以前も似たような現象があり、そのときはWindowsを再インストールしたら直ったのですが、今回はちゃんと調べよう、とゴソゴソやっていました。
ウイルスチェッカを外してみたり、スパイウエアを疑ったり、不要なサービスを切ったりしても変化無し。前回もそうでした。でも、”デバイスマネージャ”でIDEの設定を調べてみてビックリ。転送モードが”PIO”になってます。大昔のPC98じゃあるまいし。
プライマリIDEドライバをいったん削除して、再起動したら、元通りの速度になりました。転送モードは”ウルトラDMA モード5”になったので正解。
前回も、たぶん原因はこれだったのでしょう。なんでこんなことが起るのか、調べてみたところ、マイクロソフトのサポートサイトで、この現象と思われるものを発見しました。これです。
atapiドライバの機能で、HDDでタイムアウトやCRCエラーが起きると、転送モードを勝手に引き下げるようになっていて、これによって、いつのまにかPIOモードに堕ちている、という現象が発生するようです。
このサイトの記述は分かりにくいのですが、要するに、パッチはまだ存在しないようで、レジストリをいじることによる回避策ならあるようです。とりあえず、そのレジストリによる回避をして、様子を見ることにします。
それにしても、ユーザーの知らないところで”勝手に速度を下げる”という仕様は、どうかと思いますが。親切のつもりかもしれないけれど、PIOまで落とされてしまうと、もはや非実用的なので、かなーり”余計なお世話”であると思えます。
偶然ながらウチのノートのCD/DVDドライブが同じことになっていました。たまたまDVD-Videoを再生したら音が細切れになってコマ落ちしまくりだったので気がついた次第。
たしかエラーの類が「累計」で6回発生すると、段階ごとに速度が下がっていくやつですが、CD/DVDドライブでは案外発生するものなので、知らない間に転送モードが下がっている事も珍しくないようです。
ただ、HDDでこれが発生するということは、ケーブルに異常があったり、不良セクタ(もしくは予備軍)の発生も考えられます。
もしスリープと復帰を多用しているのならば、その際にタイムアウトが出る場合があるようで、それも原因かもしれませんが。
投稿情報: 黒麦芽 | 2005年11 月27日 (日) 01:42
HDDの診断は真っ先にやっていて、特に問題無いんですよね。不安定に感じることも特には無いし。
スリープは多用するので、それによるタイムアウトかもしれません。ドライバかチップセットがいまいちなのかも。
外付けHDD(iLink接続)では、まれにCRCエラーが出ますが、これは別の問題でしょう。
投稿情報: トヲル | 2005年11 月27日 (日) 10:16