JAXAの小惑星探査機”はやぶさ”が、今朝、着陸に成功したようです。よかった。
20日に着陸を試みて、タッチダウンはしたものの、システムが何かを"異常”と判断してセーフモードに入り、そのまま退避したので、サンプル採取ができませんでした。
今回は着陸の最後のチャンスだったのですが、今のところのテレメトリで分かる限りでは、着陸時のすべてのソフトウエアが正常に動いた、ということです。
詳しい経緯は、ジャーナリストの松浦晋也さんのblogにあります。ここを読むと、いろいろトラブルに見舞われつつも、知恵を絞って解決する様が、よく伝わってきます。僕なんかが読んでいてもドキドキするわけですが、このプロジェクトに10年単位で関わっている方にとっては、波乱万丈の1週間だったでしょうし、成功の喜びはひとしおでしょう。おめでとうございます、ということで。
追記
松浦さんのblogによれば、スラスターにトラブルがあって姿勢が安定しないということで、まだ予断を許さないようですね。姿勢を安定させて、ハイゲインアンテナを地球に向けないことには、詳しいデータも来ないですし。
さきほど相模原に行ったので、なんとなく宇宙研の前を通ってみました。この中で、”はやぶさ運用チーム”が奮闘しているのだろうなぁと思いましたが、外から見る限りではひっそりとしていました。
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