フルスペック 1 (1) | |
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たまにはコミックスの紹介でも。
この”フルスペック”というコミックスは、「子供のころからクルマが大好きだった」人には、共感できるものがあるでしょう。
小学校2年生の時に、廃車になったロードスター(エンジンもない)が納屋にあるのを見つけた主人公たちが、「これを修理して、俺たちだけの車を作ろう!」と誓い、10年後にそれを叶える、というお話。
いろいろハチャメチャな内容ではあるのですが、”本当にこんなことがあったらいいな!”という、夢がありますね。
初めて自分のクルマを持った時のことを、思い出します。「どんな所でも、このクルマと道さえあれば行けるんだ」という、無限の自由を手にしたような感覚。
いまでも、その感覚は失ってないですけどね。休日に、たいていはちょっと買い物に行くくらいなんですが、行き先を決めずにクルマに乗りこんで、さてどうしようかな、と考えながらドライブするのは、僕にとって貴重な時間です。
でも最近は、「子供のころからクルマが大好きだった」人は、減ってる気がしますね。会社の若手連中と話しても、クルマは実用品と見なしている人が多い。他にもっと楽しいことを、たくさん知っているからかもしれませんが、ちょっと残念に思います。クルマは他に比べるもののない、特別な何かだと、僕は思っているんですが。
なんか話が逸れましたが、以上”フルスペック”の紹介でした。ちなみに、リンク先のamazonにある”レビュー”には、ネタバレがあるので読まないほうがいいですよ。(手遅れ?)
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