カードゲームといえば、近頃はトレーディングカードゲーム(TCG・デッキを構築して対戦するタイプのカードゲーム)とほぼ同義みたいで。遊戯王やポケモンカードゲームなどがそれですが、TCGの歴史は案外浅くて、1993年のマジック・ザ・ギャザリングが元祖とされています。
しかしそれ以前にも、”イラスト入りRPG 風カードゲーム”は存在しており、その嚆矢は”モンスターメーカー・シリーズ”でしょう。学生のころに”モンスターメーカー5”を買って、観測船での暇つぶしに役立った思い出がありますが、先日、ものすごく久しぶりにやってみました。対戦相手は娘。
あらかじめデッキを作るTCGとは違い、トランプ風に交互に山札からカードを引き、場に出したり流したりしながらゲームが進行します。キャラクタカードや魔法カードを駆使して、プレイヤー間で”戦闘”を行うところはRPG風です。
戦術の自由度は結構あるのですが、配牌による偶然性も強く、かつ一発逆転が可能なルールなので、途中の勝ち負けはあまり重要ではありません。ラストの2ターンの戦闘で勝敗が決します。でも途中経過が無意味というわけでもなく、”ラスト2ターンを確率的に有利に運ぶための戦術”はあります。
ちなみに娘との対戦成績は2勝2敗で、なんだか互角です…
カードゲームって、昔はミルボーンとか定番のものがあったはずですが、最近はトイザラスや量販店のおもちゃコーナーを見てもありませんね。、TCGを除けばUNOくらいか。
気になったので、昨今のカードゲーム事情について調べてみると、ドイツ産の”ニムト”なるゲームがいまどきの”定番中の定番”だと知りました。さっそく入手しようとしたのですが、普通の店には無いわけで。調べると新宿の”イエローサブマリン”という店にありそうで、行ってみたら、あるはあるは。輸入物のカードゲームやボードゲームが山ほどあり、昔懐かしのボードシミュレーションゲームもありました。新宿西口方面で立ち寄る店が増えましたよ。モンスターメーカーの復刻版も売ってました。
かくしてニムトを入手したので、週末にやろうと思います。ルールを見る限りでは、たしかに面白そう。偶然性の高い基本ルールと、読み合いが必要な上級ルールがあるようです。
壊れたS1ISの代替品である、S3ISが届きました。
2年間の進歩は顕著で、まず全体的なレスポンスが向上しています。起動もフォーカスもレリーズも速いですね。
感度も期待通りで、ISO400で充分使えるし、ISO800でもNeat Imageでノイズ除去すれば実用になります。デジカメによっては、高感度撮影時に強引なフィルタ処理をして、ノイズといっしょにディティールも失ってしまうものもありますが、このカメラはノイズがある代わりにディティールもしっかりあるので、ポスト処理が効くのです。
ムービー機能も僕は重視してるんですが、S1ISにあった、フォーカスが時々外れる癖が直っているし、画質もより自然になった気がします。ムービー撮影中に写真が撮れるのもGJです。
そもそもS1ISは良く出来たカメラで、とても気に入っていたのですが、いくつかあった弱点がS3ISで的確に改善されていると思いました。S1ISが壊れたときに、いっそデジタル一眼にしようかなとも思ったのですが、もうこれでぜんぜんいいデス。
その辺のものを適当に撮った写真をこちらに置きました。ご参考まで。
ところで、うちのS1ISの故障は、どうやら無償修理対象の不具合だったようです。告知が出たのは去年の10月なんで、意外と最近ですね。知らなかった。「対象製品を、とりわけ高温多湿環境下で保管、あるいは使用した場合」とあるけど、そんなに高温で使った覚えは無いですが。マイクロドライブが熱を持つからかな。
交換部品が品切れだったのも、このせいなんでしょうね。当該製品をお持ちの方は、ちゃんと動くか確認するのがいいですよ。くれぐれも「高温多湿の環境下」にわざと置いたりしないようにネ。
PowerShot S3ISを心待ちにしている私ですが、一つ問題があり、S1ISはメディアがコンパクトフラッシュだったのですが、S3ISはSDになっています。ゆえにSDメモリカードを買わなければなりません。
これまでは1GBのマイクロドライブを使ってました。S1ISおよびS3ISはムービー機能も充実しているのですが、1GBでは10分ほどしか撮れないので、どうせならもっと大容量が欲しいところです。そこで物色したところ、8GBで8880円とかからあるんでビックリ! ちょっと前は5万円とかしてませんでしたか? まぁ、一流ブランド品はもっと高いんですけど。
8GBのフラッシュに静止画を記録した場合、600万画素でも4800枚撮れます。1枚あたり1.87円です。フィルムだと10円は下らないですから、すでに圧倒的に安いんで、もう使い捨てできるレベルですね。
以前は、"デジカメって撮ったものをPCに保存しないといけないから、お年寄りとかには難しいよな"と思っていたのですが、もはやPCに保存しなくても、メモリカードが一杯になったらまた別のを買えばいいわけで、そういうハンデは無くなっちゃったと言えます。プリントもカメラ屋で簡単にできますしね。
動画だって、メモリカードに記録して使い捨てできる時代が来るんでしょうね。テープだのディスクだのというメディアは滅びるんでしょう。となると、AV家電からメカデッキが不要になって、必要なのはメモリカードのスロットと、あとはCPUとか画像エンジンとか? それってつまりゲーム機みたいなもの?
デジカメの話なんですが、僕はキヤノンのPowerShot S1ISを愛用しています。3年前の機種ですが、10倍の高倍率ズームとIS(光学手ぶれ補正)が特徴です。380mmの望遠は運動会などで活躍しますし、レンズが明るいので望遠側のボケがきれいで、ポートレートもいい感じに撮れるので、気に入っていました。ただ少々古いので、画素数が少ないのと、感度が低いのは物足りなくなっていました。
こいつが、昨年末に突然壊れたのです。へんなノイズしか撮れないという症状。まぁ元は取ったかと諦めていたのですが、しばらく後になってから、ケーズデンキの3年保証に入ってたことをハタと思い出しました。ぎりぎり期間内だったので、修理に出したのが先週のこと。
それが今日になって電話があり、メーカーのほうで部品が無いので、現行機種のS3ISに交換させてほしい、とのことです。マジデスカー
2世代前の機種の部品が無いというのは如何なものかと思いますが、僕にとってはラッキーな話です。S1ISとくらべると、画素数が600万画素に倍増してるし、感度も上がってるし、ズームも12倍に向上してるし、0cmまで寄れるスーパーマクロが付いたし、まことに結構。
でもここはひとつ、「いや、僕のデジカメはS1ISなので、それを修理して返してください」と言ったとしたら、「あなたは正直な人ですね。そんなあなたにEOS KISSデジタルXを差し上げましょう」 という展開になったかもしれず、それは少し悔やまれます。
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