祝!スーパーアグリ初入賞!の記念エントリーです。
ラスト7周の時点でスーパーアグリの琢磨は9位。でも8位のフィジケラ(ルノー)はもう一回ピットストップがあるはず。タイム差はギリギリ。
そしてフィジケラがピットイン。ホームストレートに差し掛かるアグリのマシン。静止時間わずか4秒でピットアウトしてきたルノーとほとんど交錯するようにして、1コーナーに先に飛び込んだのは琢磨! そこからの6周はほんとに祈ってましたよ。
F1は8位からが入賞でポイントが付くので、9位とは雲泥の差なのです。ましてやスーパーアグリにとっては初入賞をかけた争いであり。国際映像も、地元のアロンソそっちのけで琢磨とフィジケラの争いを追ってました。GJスペインのテレビ局。
チームのスタッフたちが、優勝したかのようにはしゃいでいたのには泣けました。その資格はあるんですよね。F1でいちばん小さなプライベートチームが、並みいるワークス勢(自動車メーカー直営チーム)と渡り合って、入賞をもぎとったんですから。
必ずしも流れはよくありませんでした。直前のテストでは好調で、琢磨はバルセロナを得意としているので期待していたのだけれど、予選中にマシントラブルで13位。ここは抜けないサーキットなので入賞は厳しいかと思っていたのですが。上位のリタイヤにも助けられたとは言え、ワークスホンダを完全に押さえ込み、ルノーを抜いての入賞なのだから、棚ボタとは言わせません、
こうなると、次回のモナコも楽しみだなー。琢磨の得意コースだし、アグリのマシンにも合っている気がする。このところトヨタやホンダ(ワークスのほう)がヘボヘボなのでつまらなかったのですが、盛り上がってまいりました。
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