健康診断を受けると、このところ毎年「肺尖部胸膜肥厚」という所見が付くのですが、基本的には心配無いと聞いていました。過去の炎症などの跡だそうで。
でも改めて調べてみると、アスベストを吸った結果としてそうなることがある、ということを知り、ちょっと気になってきました。というのも、うちの実家は壁にアスベストが吹き付けてあり、十数年に渡って、それなりにアスベストを吸ったと思われるからです。
産業医に相談したところ、「問題無いと思うけど、気になるなら専門医で検査すれば?」と勧められたので、紹介してもらいました。
専門医に行くと、やはり「問題無いと思うけど、せっかくなんでCT撮っとけば?」と言われて、はじめてCTスキャンとやらを経験しました。なかなか大掛かりで未来的な代物ですね。レトロフューチャーというか。どっかに転送されそうというか。
診断結果は、やはり問題無しということで、アスベストの影響でもなく、過去の軽度の炎症の名残であろうとのこと。まぁ、安心できたのでよかったです。5千円かかったけどね。
ところで、その専門医で健康診断のX線写真を見せたところ、「いまどき間接X線かー。あなたの会社は、社員の健康管理にあまり熱心じゃないってことだね」と断言されてしまいました。間接X線写真では初期のガンなどは見つけにくいので、最近は健康診断でも直接X線写真を撮る会社が増えているとのこと。
なるほど、来年からは健康診断ではなくて人間ドックにしようと心に誓ったのでした。うちの会社の場合、35歳以上だと人間ドックも選べるので。ただ、えらく早い時期に募集があって、すぐに締め切られちゃうんですけどね…
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