なぜガッカリかというと、買ってきて数分だけ動いて、壊れてしまったからなんですけどね。急にウンともスンとも言わなくなり、サポートに電話していろいろやってみて、本体の不良ということで交換対応になりました。サポートの方の対応は良かったのですが、それでもガッカリだよ!
Touch Diamond (S21HT)は、iPhoneキラーとも呼ばれる スマートフォン(Windows Moblie)です。iPhoneを意識した独自のタッチパネル操作を装備し、iPhoneより小型軽量なのが特徴。なお、写真左に映っているのは iPhoneではなくて iPod Touchです。(iPhoneはもっと厚い)
これを作っている台湾のHTC社は、全世界のWindows Mobile フォンの80%を作っているというイケイケの新興メーカーです。イマドキのWindows Mobileがどんなものか使ってみたかった、というのが購入理由ですね。
もう一つの理由は、こっちのほうが重要かもしれないけれど、こいつが『自前ホットスポット』になれることです。無線LANが使えるホットスポットはまだ少ないのですが、イーモバイルの電波さえ来ていれば、Touch Diamondの無線LANを介して PCや iPod Touch や PSPがインターネットに繋がるのです。98gのボディのどこにそんな機能が、と思ってしまいますよ。
Touch Diamondはイーモバイルだけではなく、ドコモとソフトバンクからも出ていますが(HTCウハウハだな)、上記のようなモデム動作でも定額になるのはイーモバイルだけなので、悩むことなくイーモバイルで契約しました。従量では料金がとんでもないことになります。
Touch Diamond(イーモバイル契約)と、iPhone(ソフトバンク契約)と、au携帯 の費用を比較してみました。2年縛りの契約で、通話は一番安いプランにして、パケット定額に入り、パケットを上限まで使った場合です。
初期費用 | 月額 | プラン | |
Touch Diamond | 4,415 | 6,895 | 新にねん・EMnet・アシスト1600 |
iPhone 8GB | 0 | 5,705 | 新スパボ2年・ホワイトプラン・S!ベーシックパック・パケット定額フル |
au携帯電話 | 4,200+(端末価格 - 21,000) | 6,930 | フルサポート・誰でも割・EZWin・ダブル定額 |
通話料は3者とも30秒20円前後で同じくらいです。ソフトバンクは契約者同士の通話が(一定条件で)無料になります。auは1,000円分の無料通話が付いています。
iPhoneの金額は、2/27~5/31までのキャンペーン価格です。キャンペーンのおかげでiPhoneの安さが光りますね。キャンペーン前はこれより2,550円高かったので、バーゲンだと言えます。新機種が出るまでの在庫処分価格という説もありますな。
auが意外と高いというのがわかりますね。なお、これは携帯コンテンツ閲覧(EZWeb)だけの場合で、PCサイトビューワーを使う場合はこれよりも1,575円高くなります。
Touch Diamond や iPod は、月額費用に端末価格の分割払いを含んでいますが、auは2年縛り契約でも端末価格のうち 21,000円しか補助してくれないので、人気機種ではこれとは別に数万円必要です。在庫処分の機種なら、補助の範囲内で0円のこともあります。
ともあれ、auは通話エリアが広くて品質が良いですし、おサイフケータイなどスマートフォンには無いサービスがあります。その価値にお金を払うということでしょう。
Touch Diamondは、こうしてみるとリーズナブルだと思えます。この費用で、PDA(携帯情報端末)であり、携帯電話であり、かつモデム(ホットスポット)にもなるのですから。
iPhoneは確かに安いのですが、モデムにはなりません。また、電話としての使い勝手がかなり悪いので(なによりデカイ)、電話機との2台持ちになりがちで、そうなると費用がかさみます。 僕はauの携帯電話を解約して、Touch Diamondだけの生活にトライするつもりです。イーモバイルはたしかにエリアは狭いですが、エリア内での通話品質はそれなりに高いと言われ、僕の行動範囲では問題無いだろうと思っているので。
実際どうなのかは、順次レポートするつもりです。まずは不良品を交換しないと…
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