Mac mini が発売されて、さっそく PC Watch に分解記事が載ってますが、やっぱよく出来てますね。ものすごく狭いところに部品を詰め込んでいるのに、意外なほど無理がない。
HDDとファンが、一体のモジュールになっているのがポイントなのかな。これをあらかじめ組んでおけば、あとは順番に、筐体下→メイン基盤→HDD&ファンモジュール→光ドライブ→筐体上 と、本体をひっくり返すことなく、スムーズに組めそうだし。
筐体のサイドは金属なんですね。コストがかかりそうですが、シールド板を入れるスペースと工数が節約できるし、排熱にも役に立っているのでしょう。
分解記事のもう一つの双璧、日経エレクトロニクスでは、今号(1-31号)に iPod shuffle の分解記事がありました。
すごいなと思ったのは、筐体のサイズぎりぎりに、メイン基盤の寸法を作りこんでいることで、これのおかげでヘッドフォン端子がぐらぐらせず、本体もがっしりして質感が上がっているということです。中国製にもかかわらず、この精度は驚異的とか。
iPod shuffleの実物を手にとって、なんだか質感がいいなぁ、と思ったのは、こういうところにも秘密があるんですね。
電器メーカーにおける機構屋さんって、昔よりは活躍の場が減っているようなイメージがあるんですが、まだまだがんばれば、こういう人を唸らせるものを作れる余地があるんですね。
ちなみに、自宅のVAIO Mを分解したときは、別の意味で唸ったけど。とにかくモーレツに組み立てにくいので。
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