もしあなたがIT関係のエンジニアで、DLNAという言葉を知らなかったとしても、今ならそれほど恥ずかしくない。DHWGという細々と活動していた団体の名前が、去年の6月に変わったばかりだからだ。早く言えば、家庭内のAV機器やPCを、うまく接続してデータのやりとりをしよう、という規格。CEATECやCESで多くのメーカーがデモしていたので、最近そこそこ話題になっている。
DHWGはDigital Home Working Group、DLNAは Digital Living Network Alliance。つまり”ホーム”が”リビング”になったわけだが、改名の理由は、”ホームだと家の中に限定されるイメージがあり、より広い意味にしたかったため”だそうだ。でも、
”ホーム”より”リビング”のほうが狭いんじゃん。
DLNAは新たな家電の負荷価値を創造するのか、あるいは単にマニアが喜ぶギミックで終わるのか、今後が注目されるが、チグハグなネーミングからしても、前途は明るくない気がする。
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