ヱンヂニヤ・トヲルの生活と意見

ニク・ニク・ホネ・ニク・ホネ

前回のblogに書いたとおり、この週末は、会社の仲間とカートで遊びました。左がその写真です。

…説明しますと、張り切って走行していて、スピンしたはずみに首をひねってしまったようで、だんだん痛みが酷くなり、昨夜は眠れないほどでした。

今朝病院に行って、レントゲンとか撮ってもらったのですが、医者によれば骨や椎間板には異常が無く、腱を痛めただけなので、すぐ直るでしょうということでした。それは良かったけど、でもけっこう辛いっス。

そんなことはあったものの、カートは面白かったし、バーベキューはうまかったし、みんなにも楽しんでもらえたようなので、企画者としてはホッとしましたね。

うちの子も、みんなに思いっきり遊んでもらえて、とても楽しかったようです。
今日、妻が幼稚園に行った時に、幼稚園の先生から「リリカちゃん、きのうバーベキューしたんですって？」と言われて、「かっこいいお兄ちゃんがたくさんいた、って言ってましたけど。」と、興味津々の様子だったそうです。幼稚園の先生達と合コンする？＞独身者

リリカに、どのお兄ちゃんがいちばんかっこよかったか、と聞くと、「てつさん」という答えでした。
てっきり、一緒にプリキュアごっこをしていた、かわたく君のポイントが高いと思っていたんだけどなぁ。てつ氏の子煩悩ぶりが伝わったのだろうか。

家族ぐるみ

明日は、会社の連中とカート＆バーベキュー大会。私は家族連れで参加です。

妻：明日、パパの会社の人が来るんだよ。
娘：ふーん。ひとり？
妻：10人くらいかな。
娘：ひゃー！
妻：パパの会社には、プリキュアとか好きな人もいるそうだから、プリキュアごっこをやってもらえるかもよ。
娘：リリに、シャーリー・ルミナスをやらせてもらえるかなぁ…
妻：やらせてくれるんじゃない？
娘：ルミナス・シャイニング・ストリ〜ム！とか知ってるかなぁ。
妻：知ってるんじゃない？

といった会話が行われていました。娘も楽しみにしているようです。

デモデモデモデモデモデモデモデモデモデモデモデ

「社内向けデモのために労力を使う」というと、あまり生産的ではないような感もあるわけですが、そういうのが重要なこともあるんですよ、というお話。

開発って、「基本的にやらないといけない」という部分と、「これをやると面白いものになる」という部分があり、いくら前者をきっちりやっても、後者の部分が無ければ、商品としては魅力が無いものになってしまいます。それでは台無しってものです。

タイトなスケジュールでやっていると、どうしても前者の比重が高くなってしまうわけで、後者をやるパワーを残すには、前者の量を減らすしかないでしょう。

では何を減らせばいいのか。信頼性やセキュリティなどに影響するところは、もちろん手を抜けません。減らす候補しては、「従来もやっていたからやる」「他社もやってるからやる」という、いわば惰性の部分が、まず挙げられます。

でも往々にして、そういう”惰性の部分”が最初に仕様が決まって、開発も粛々と進んでいたりします。全体を見て優先度を付け、クリエイティビティを発揮する余地を残す、という観点が必要だと思うのですが。

せめて自分のチームには、”惰性の部分”の仕事の比率を下げたいわけですが、そのために必要なのは、「これやると面白いから、他を後回しにしてでもやるべき」ということを上の人に認めされることで、それにはデモを作って見せるのが一番です。たとえ完成度が低くても、モノがあると無いでは説得力がまったく違いますから。

それで開発の方向性が認められれば、プロジェクトの優先度が上がり、”惰性の部分”を後回しにする大義名分が立ち、いろいろやりやすくなるわけですね。

ここで、「たかがデモ、されどデモということで」などと締めるのは、猛烈にありがちなので避けたいところですが、ここまで書くのに疲れてしまって、クリエイティビティを発揮させる余地が残ってません。

たかがデモ、されどデモということで…

The Legend of 桃太郎

”桃太郎”って、浦島太郎と並んで、最も有名な昔話ではないでしょうか。”金太郎”や”かちかち山”は、有名なシーンは知っていてるけど細かいストーリーは思い出せなかったりしますが、、桃太郎のストーリーを言えない人はいないでしょう。でも、なぜそんなに”知らない人はいない”ほど有名になったのでしょうか。

たまたま、それについて書いてあるサイトを見つけて、謎が解けました。要は、桃太郎がシンプルな勧善懲悪のストーリーであるために、子供への国威発揚教育のため、明治〜戦時中にかけて、国策として広められた、ということのようで。

そのおかげで、戦後の米軍の政策で、教科書の桃太郎は黒く塗りつぶされてしまったのだとか。お気楽に見える桃太郎にも、そんな苦渋の歴史があったんですね。

桃太郎のベースは、昔からある「桃信仰」から来ているようです。桃源郷とか言いますし、桃には神秘的な力があると思われていたんでしょう。

本来の”桃太郎”の話は、川から桃が流れていて、それを食べたおじいさんとおばあさんが若返り、その結果として（？）桃太郎が生まれた、というものでした。でも明治時代、小学校の教科書に掲載されるにあたって、現在知られているストーリーに書き換えられたということです。

でも桃太郎の人気のエッセンスは、「桃を切ったら人間が出てきた」という、ビジュアル的なインパクトだと思うんですよね。こう書き換えた明治の人に、センスがあったのだなぁ。

「伝統的なもの」と思っていたけど、実は意外と歴史が浅かったり、誰かの意図で作られたものだったりすることは、よくあるようで、そのネタはまたいつか。

放送大学「子ども観と教育の社会史」

火の車

たまには時事ネタで。
「三菱自動車が2005年3月期連結決算は、最終損益が4747億円の赤字」だそうで。

特損を計上しているとは言え、昨年の2倍以上の赤字額ですね。三菱自動車のHPによると、連結の従業員数は43,801人だそうなので、1人当たり1,083万円の赤字です。販売台数は2年前の半分ちょっとなので、無理も無いです。

前から言われている「解体シナリオ」が、現実味を帯びてきたのではないでしょうか。
三菱自動車って、総会屋への利益供与で有罪になった総務部長を、なんと企業倫理担当の役員に任命して、クレーム揉み消しをさせた会社ですから。一度チャラにしてやり直したほうが、従業員にとっても良いんじゃないかと思ってしまいます。無責任な外野の意見ですけど。

LEGO STAR WARS

TOKYO WARS に続いて STAR WARS、というわけでもないのですが。

今日、トイザラスに行くと、レゴのスターウォーズものの特設コーナーができてました。エピソード３で登場するらしき、目新しいメカのブロックが並んでいました。エピソード３の日本での公開は7月なのに、気が早いですな。

私はレゴは買ったこと無いんですよね。ダイヤブロック派なもので。しかもスターウォーズマニアというわけでもないので、軽く観るだけのつもりだったのですが、あるメカが私の目を釘付けにして、ハッと気が付いたら購入していました。写真がその”Droid Tri-Fighter”です。

どうです、カッコよくないですか？！　「なるほど、宇宙戦闘機って、こういう形状が合理的かも」と思わせる説得力があって、そこが気に入っています。構造物むき出しの無骨なデザインも、宇宙機らしくて良いですね。さすがスターウォーズ。

と思っていたら、実物はこんな形らしく。
エェェ('Д`;)ェェエ！　レゴのほうが全然いいよ！　レゴのデザイナーが偉大ということか。

こういうレゴって初めてで、せいぜい十数個のパーツかと思っていたら、実はけっこう細かいパーツに分かれているんですね。意外と作り応えがありました。

これ、同じパーツを３組作るところが多いので、子供と一緒に作るのには向いてます。レゴって案外いいなぁ、と思いました。

TOKYO WARS

10年ほど前のナムコのアーケードゲームに、"TOKYO WARS"というのがありました。実在の新宿などの街を舞台に、戦車で走り回って戦闘をするというゲームで、わりと好きでした。

で、今日の帰りがけなんですが、東京の真ん中で戦車（らしきもの）を見てしまいましたよ。写真がそれです。

…ってわからないですね。とっさにケイタイのカメラで撮ったのですが、暗くて駄目です。レタッチソフトで目いっぱいコントラストをあげてみたのですが。

トレーラーの上に車両が載っています。車体の上の方は、シートに覆われていて見えなかったのですが、オリーブ色の車体、大きな転輪、低いシルエットから見て、建築機械の類ではないはずです。

もちろん、戦車ではなく、歩兵戦闘車などかもしれませんが、装甲戦闘車両ではあるんじゃないかな。

近所に国会議事堂もあるので、もしかしたらクーデター？と思って、帰宅してニュースをチェックしてしまいましたよ。何をしてたんでしょうね。

ちなみにこれは、戦車をトレーラーに載せた様子です。

キル・ビル

先週、キル・ビル Vol.1 を観て、面白かったので、Vol.2 を借りてきて、いま観終わったところです。

本来一本の作品のつもりだったのが、長くなりすぎたので分割した、ということなのですが、そのわりには、Vol.1とVol.2 のテイストはまったく違います。

Vol.1は、とにかく撮りたいシーンをひたすら撮って繋げました、という映画で、マンガチックな派手な演出とアクションシーンが満載でした。
一方で、Vol.2は、登場人物の内面やストーリーをじっくり描いています。

私は正直、 Vol.1のほうが遥かに好きですね。ヤクザの女親分役のルーシー・リューが、黒ずくめの男たちを引き連れて歩くシーンとか、雪の日本庭園での決闘とか、単純にカッコよいシーンが印象に残っているので。

音楽も、なんだかシーンからズレた、妙な曲を使ってるなと思っていたら、肝心なシーンでは、ばっちりはまってゾクゾクさせてくれたりして、そういう絶妙なバランスが、さすが鬼才と言われるだけあると。

一方で、Vol.2のストーリーは良くできてると思うのですが、Vol.1のようなインパクトが無いし、なにしろ冗長ですね。2本に分けたために、無理やりシーンを引き伸ばしている感があります。当初の予定通り、一本にまとめてた方が良かったんじゃないかな。

水準以上の良い作品だとは思います。ただ、Vol.1 が特に好きだったので、ちょっと期待が外れて残念だったな、というところですね。

厳正なる抽選により

普段使っていない、ヤフーメールに新着があったので見てみると、
「プレゼント当選のご連絡」

とありました。なんだスパムかよ、と思いつつも中身を見ていると、ガリバー（中古車屋のアレ）のＴ田とかいう人からであり、ガリバーのサイトに「ユーザーレポート」を投稿した人から、抽選で当たるプレゼントに見事当選したということでした。

マジですか！　ヤッホー！
いや、千円の食事券なんですけどね。クルマでも当たれば、もっとよかったですが。

返信先のアドレスを見る限り、ちゃんとしたガリバーのアドレスなので（whoisでも調べましたよ）、フィッシングではないと思われます。

しかし、こういうのに当たるのって初めてだなあ。毎月10名ということなんで、案外確率高いのかな？　みなさんもトライしてみてはどうでしょうか。まだキャンペーンやってるみたいです。

つーか、他に「優秀賞」ってのがあるんですね。僕は「参加賞」かよ。

ネット懸賞に、はまっている人はけっこういるみたいですね。元手無しですから、暇があるならば、実利的な趣味かもしれません。

ネットではないんですが、以前に懸賞マニアの女性に話を聞いたことがあります。彼女によれば、「厳正なる抽選」というのはたいていウソであり、内容次第で当選確率を高めることができるということでした。具体的には、

・ハガキにイラストなどを書き、目立つようにする。気合が入っていることをアピールする。

・懸賞対象の、商品やサービスに対する意見を書く。ほめるだけなく、改善点などを書くようにする。

といったことです。なかなか大変ですね。また、懸賞を探し出したり、当たりそうな懸賞を見分ける嗅覚も必要なようです。

彼女はそれを実践して、海外旅行を何回も当てたし、電気製品もかなり懸賞でそろえているし、ハムだのコーヒーだの食材は日常茶飯事で当たるそうです。努力の賜物でしょうが、感心しました。

ゴールデンウイークの翌週といえばドライブ

この週末、八ヶ岳〜軽井沢方面に泊りがけでドライブに行ってきました。まずは”山梨県フラワーセンター”というところに、あまり期待せずに行ったのですが、案外良かったですね。ヨーロッパ風の庭園風なのですが、手入れが行き届いているし、施設はお金をかけてる感じです。

そんなに広くないし、子供の遊び場もありますが低学年向けなので、これだけを目的に遠くから来るほどのものでは無いと思いますが、ドライブがてら、子供を遊ばせるためにちょっと寄るには、とてもいいんじゃないでしょうか。

その後、清里の清泉寮に寄り、早めに宿に移動。一風呂浴びてから、夕食は”ラ・シゴーニュ”というフランス風カフェ？に行きました。私はベーコンと野菜を煮込んだもの（名前は忘れた）食べましたが、すごくおいしかったですね。妻の頼んだ、豚のホホ肉を煮込んだ料理もなかなかでした。パンやデザートもおいしかったし、わりとリーズナブルだし、お勧めです。

２日目は、八ヶ岳高原の宿から、一気に北軽井沢の”鬼押出し園”まで移動しましたが、途中の道が、眺めのいい高原道路で爽快でしたね。写真は、鬼押出しで見かけた子鬼です。

その後、軽井沢のプリンス・ショッピング・プラザへ。妻が一度は来て見たかったそうですが、これで気が済んだようです。広い芝生や池（ゴルフ場？）に面した、綺麗な場所ではありました。だだっぴろいので歩くのが大変ですが。

そこからは、自宅まで休憩無しで帰ってきましたが、道がほどんど混まなかったので、２時間半しかかかりませんでした。ゴールデンウイークの次の週は混雑が少なかろう、という読みは正解でした。
２日間の全走行距離は490キロほどで、私の最長記録かもしれませんが、スムーズに走れたのでほとんど疲れてません。渋滞してると疲れるからなー。

今回のドライブのBGMは、長野県人ということで？、テイ・トウワのニューアルバム "FLASH"です。ポップでメロディアス、かつ個性的なサウンドでスバラシー。世界に通用する、数少ない日本人ミュージシャン（韓国人だっけ？どっちでもいいけど）ですからね。