すっかりF1ブログとなっております。まぁ、日本グランプリは年に一度のお祭りなので。
予選は、いわゆる”くじ引き”の様相でしたね。出走したときの雨の振り具合で順位が決まってしまったという。
トヨタのラルフが1位、BARホンダのバトンが2位ということで、トヨタ陣営は大喜びですが、実際にはBARホンダのほうが有利な状況だと思えます。明日の決勝は晴れの予報ですが、BARホンダはたぶん、決勝重視の晴れ用のセッティングで、トヨタはたぶん、予選重視の雨用セッティングなので。
それは、予選のセクタータイムを見るとわかります。ラルフがセクター1で速く、セクター3で遅いのに対して、バトン(琢磨も)は逆にセクター1が遅く、セクター3が速いという結果。
鈴鹿サーキットの、各セクターの特性を一言で言えば、セクター1は中速&複合コーナーの多い”テクニカル区間”、セクター2は低速コーナーの多い”ストップ&ゴー区間”、セクター3は130Rのある”高速区間”です。よって、テクニカル区間で速く、高速区間で遅いトヨタの車は、ダウンフォースを多くつけた雨用のセッティングである可能性が高い、となります。
今のルールでは、予選後にセッティング変更できるのはフロントウイングだけですから、トヨタは決勝が晴れであっても、雨用の重いリアウイングで走ることになります。予選3位のフィジケラも、同様に雨用セッティングの可能性大です。BARホンダ陣営は、初優勝のチャンスに非常に近づいたと言えるでしょう。鈴鹿は抜きにくいサーキットですしね。
ちなみに、セクター2(ストップ&ゴー区間)が速い車は、搭載燃料が軽いことが推測されます。4位のクリエンがそうですね。
佐藤琢磨は5位ということで、大いに期待できます。奇数列ですしね。奇数列はレコードライン(レースで普通に通るライン)ですが、今日の雨でコースに砂が乗った状態では、非レコードラインは非常にスリッピーなはずです。レコードラインは、直前にF3とかのサポートレースがあるので、掃除されていますから、スタート後の加速で4位のクリエンを食ってしまうの可能性は高いでしょう。
が、クリエンは後ろを見ないドライバーで、これまで、抜きにかかった人に何度もブツけているので、くれぐれも注意して頂きたく。1周目に奴と接触、という結末だけは避けたいところ。 ブツけんなよクリエン!
さてさて、決勝に向けて最高の舞台が整ったって感じですね。鈴鹿は盛り上がっているだろうなぁ!
こんにちは~お姉さんで~す。
さっきは遊びに来てくれてありがとう!
しかし、トヲルさんは、本当にすごい解析力!
なるほどなるほど・・・と、お姉さんは頷きながら読んでしまいしまた。
昨日、BARの車はひどいアンダーだって二人とも言ってたから、
第1セクターのカーブ続きは間違いなく辛かったんだろうね・・・。
お天気を読んだセッティングと言うのも、バクチみたいなものなんだね~
130Rをかっ飛ばして行く琢磨君が見たいね~
今日は、琢磨君5番目だから、テレビにもちゃんと写るよね?(笑)
じゃあ、また遊びに来ますね~アデュ~★
投稿情報: C9pyonお姉さん | 2005年10 月 9日 (日) 10:57