ヱンヂニヤ・トヲルの生活と意見

リトラクタブル

今日kohさんとクルマの話をしていて、彼はFC3S（旧RX7）に乗っておるのですが、彼曰く、「自分が乗るクルマは、ターボ付きでリトラクタブルライトでなければならない」のだそうです。もはやそんなクルマは無いよ…

リトラクタブル・ヘッドライト（いわゆる隠しライト or パカライト）は、スーパーカーブームの洗礼を受けた世代としては、たしかに思い入れあるんですよね。

小学生のころ、初代RX7を道で見かけて、みんなで指差して「かっこいいー」と言っていたら、ドライバーがライトをパカっと開けてくれて、一堂大歓声、といったこともあったなあ。

こんな自転車まで登場しました。友達が持ってて、うらやましかった。しかしブリジストンだったとは。

これは、NSXのリトラクタブルライトの開閉シーンです。カックイー。もはや、NSXも固定ライトになってしまいましたけど。

一時は、ホンダ車は軒並みリトラクタブルで、それによる低いボンネットが特徴でした。トヨタのコルサ・リトラは、通常ヘッドライト版と同じボディにリトラクタブルを詰め込んだ、ほとんど意味は無いものでした。

BMWも、リトラクタブルのクルマを1車種だけ作ってます。Mシリーズの元祖であるM1ですね。

リトラクタブル・ヘッドライトが絶滅しつつある理由は、小型で強力なライトが開発されたからとか、ヘッドライト常時点灯の国が増えてきたとか、衝突安全性（特に歩行者の安全性）の確保のためとか、いろいろあるようです。

特に安全性の問題が大きいんですかね。ならば、歩行者にぶつかったら、それをセンサーで検知して、瞬間的にライトを閉じるってのはダメでしょうか？

BMW 3シリーズ登場

新型BMW 3シリーズが、正式発表されました。
予想されていたことですが、1シリーズと共通コンポーネントということです。
写真は、左が3シリーズ、右が1シリーズのエンジンルームですが、補機の配置もエンジンルームの形状もそっくり同じです。ストラットタワーバーの形状が、少し違うかなあというくらいで。
リアサスペンションも、1シリーズで採用された5リンクと同じものです。
内装も、エアコンやオーディオは1シリーズと全く同じ外見。とにかく共通化して、開発費と製造コストを圧縮しようとしていますね。

価格は、ATの一番安いモデル（320i）で399万円なので、うちの116iの110万円高です。3シリーズと基本的に同じ造りと考えれば、116iは安いと言えます。

＃しかし同クラスの日本車と比べてしまうと、すごく高いわけで。評価軸の取りかたによって何とでも言えるということなんですが。

同じエンジンを積む、120iと320iを比べると、33万円しか違いません。装備の違いを鑑みると、18万円くらいに縮まります。結局のところ、ボディが小さい分の差額だけということなんでしょう。

ハイパーファミリー

昨日のblogで、無線LANアクセスポイントの設定がうまく行かない、と書きましたが、それに頂いたコメントや、会社で周囲の人の意見からしても、「ゲートウエイ設定に問題があるとしか考えられない」ということになりました。

それで、帰宅してから再挑戦してみたのですが、ホラ、IPアドレスもこれでいいはずだし、ゲートウエイもこれしかないだろうし、なのにつながらな・・・あれ、つながったョ。

というわけで、なにかちょっとしたミスがあっただけのようです。こういうことに自信があれば、「つながらないはずがない」と考えて、もっと根気良くやって自己解決できたでしょうけど。お騒がせしました。

今回、ひかり電話導入に伴って、Ｂフレッツの契約が、”ニューファミリータイプ”から”ハイパーファミリータイプ”になりました。”新家族”から”超家族”にクラスチェンジです。

宅内での速度は変わらないけど、母線の速度は上がってるんで、ちっとは通信速度上がるのかな？と思って計測してみました。

まずフレッツスクウェアでの計測では、だいたい64Mbpsです。以前が60bpsくらいだったので、少しだけ向上したかな。

ところが、一般の速度計測サイトで計ってみると、こちらは顕著に速度が上がっていました。サイトによりますが、以前は良くて40Mbpsくらい、悪いと25Mpbsくらいだったのが、コンスタントに50Mbps前後出ます。

たとえばこのサイトでは52Mbpsが出ました。
ここでの”Bフレッツ・ニューファミリー”の平均速度は21Mpbsだそうです。”ハイパーファミリー”の平均は書いてありませんでした。まだ数が少ないのかな。

まぁ、そんな帯域があっても、使い道は特に無いので、それがどうしたという感じではありますが。

ひかり電話、いちおう開通

ひかり電話の導入と、それにともなう「ハイパーファミリータイプ」への切り替えを行ったのですが、いちおう開通しました。
いちおうというのは、万全ではないからなんですが、それは後で書くとして。

写真は、左から「ひかり電話対応ルータ」「無線LANルータ」「ONU（回線終端装置）」です。「無線LANルータ」はそもそも所有していたもので、他の２つはNTTから届いたものです。

つーか、ひかり電話対応のルータですが、デカっ！
無線LANルータとの違いを見てください。3回りくらいデカい感じです。中に何が入ってるんでしょうね。

と思ったら、分解している人がいました。でかいLSIはインテルのXScaleですか。速そう。チップ部品がやけに多いですな。

ONUは”FPGAが多用されている”とあり、たしかにアルテラとか見えますね。僕らの業界では、FPGAは試作品用なんですが、ネット系は開発速度が命なんで、FPGAのままで製品にしてしまうこともあるようで。そういえば最近の日経エレクトロニクスにも、FPGAの値段が下がってるとありました。

話がそれました。
先日の金曜日に、NTTの工事が入って、光ケーブルを引きなおしたり、電話の設定を変えたりしたようです。

私が帰宅した時点で、いちおうネットとひかり電話はつながっていました。サービスいいですね。ただ、

[ONU] --- [ひかり電話対応ルータ] --- [無線LANルータ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　+
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　+

杉花粉飴

このところ、花粉症がひどくて、病院で薬をもらうようになってからは最悪の感じです。数日前までは普通だったんですが。

しかもなぜか、家にいると悪くなるんですよね。オフィスにいるときは、むしろ大丈夫なのに。しょうがないので、薬を多めに飲んでしまってます。

花粉症対策グッズってのはいろいろあるわけですが、杉花粉飴という謎の商品を発見しました。「目には目を、花粉には花粉を」だそうで。

原材料は、水飴、砂糖、杉花粉、シソ、杉葉、クエン酸。
シソ以外はタダみたいな原料だ…

減感作療法というのはあります。花粉のエキスを少しづつ注射して、アレルギー体質をゆっくり直していくというもので、長期間の通院が必要なのが難点です。

しかし最近は、舌下減感作療法というのがあるようで。花粉のエキスを口の中に入れて、舌から吸収するというものです。まだ日本では実験段階で、認可されていないのですが、欧米では一般的だそうです。

杉花粉飴、案外効果あったりして…

ご縁が無かった

富士フィルムの新しいデジカメ、FinePix F10は素晴らしいです。本当だったら、飛びついて買いたいところなのですが…

私はキャノンのPowerShot S1 ISを持っていて、これはこれでいいカメラです。手ぶれ補正が付いてるので、私のような下手でもシャープに取れますし、380mm相当のズームがあるので、背景をボカしたポートレートっぽい写真も取れます。気に入っているのですが…

問題は、感度が低いことですね。CCDが小さめのせいでもあるのですが、ISO
50が標準で、ISO 100ですでにノイジーになり、ISO 200では見れたものではありません。したがって、屋内でフラッシュ無しで撮ると、シャッター速度が遅いため、なかなかシャープに取れないし、動いている被写体はブレブレです。感度を重視するとなると、デジタル一眼を買うしかないのか、とも思っていたのですが…

今回発売された、FinePix F10は、高感度を一番の売りにしています。目の付けどころが素晴らしい。作例を見ましたが、たしかにISO 800で、うちのデジカメのISO 200より綺麗かもと思いました。このところシェアが落ちる一方の富士フィルムの、起死回生の一発です。
屋内用としてFinePix F10があり、PowerShot S1 ISは屋外・遠距離用として使い分ければ完璧！　これは買うしか！と思ったのですが…

でもでも、記録メディアが”xDピクチャーカード”なんですよ。
負け組の、しかも割高のメディアを、いまさら買う人がいるだろうか、いやいない。（反語）

いい人なんだけど、ご縁が無かったということで。

ＰＭ理論

ＰＭ理論ってのは、ビジネス書なんかによく出てる話です。内容はこんな感じ。

でもこれ、Ｐはまぁ分かるとして、Ｍ（集団維持能力）とは何だろうかと。上記の資料には「人望」とかありますが、それはちょっと違うかと。私の経験からして、上司に人望があるから成果が上がったとか、人望が無いから下がったとか、そんなことはあんまり無い気がするので。

別の資料には「人間関係に配慮したり、部下の意見を求めたりするなど集団の満足度や凝集性を高める行動」とあり、それならまぁわかるかな。要はモチベーションを高めるということであれば。

しかしそうだとすると、ＰとＭは両立が難しいものだと言えます。成果管理でがんじがらめにすると、モチベーションが下がってしまうこともあるし、チームとしての目標達成のため、モチベーションの上がらない仕事をアサインせざるを得ないこともよくあるし。

だから、「ＰもＭ高いのが理想のリーダーです」とかお気楽に言われてもなぁと。まぁ私の場合、そういう高次元のバランスを気にする以前に、やることはいろいろあるわけですけど。

ナビはHDDかDVDか？

カーナビは、以前はCD-ROMで、今はDVDが主流ですが、数年前から高級機はHDDになっています。純正品も、高価なクルマ用はHDDになりつつあり、「いまどきDVDナビなんて…」という風潮もあるようで。 たしかにマーケティング的に、HDDに付加価値をつけて高級機を売りたいという、メーカーの思惑はよくわかるのですが、わたしはHDDナビに懐疑的で、それが「素性のよい技術」という感じがしないのでした。 DVDにはいろんな良さがあります。HDDよりコストが安いし、クラッシュしないし、マップの更新が簡単だし、わずかなハード追加でDVDビデオを再生することもできます。対してHDDのメリットは、１）検索が速いことと、２）HDDをMP3ジュークボックスなどに使えること、でしょうか。 で、まず２番目の”ジュークボックス”ですが、私としては、カーオーディオにiPodをつなげばいいじゃんと思えます。歩いてるときでも使えて、ライブラリを一元管理できますし、PCとの連携も容易です。操作性も遥かに良いです。 まあ、カーナビとカーオーディオを統合した、複合商品として見た場合は、オーディオ機能の一貫としてアリなのかもしれません。 本題は、１番目の”検索の速さ”です。検索スピードが最も問題になるのは、走行中に案内されたルートを外れてしまい、リルートする（案内ルートを修正する）場合です。これが遅いと、案内されたときにはポイントをすでに過ぎている、ということになり、困ってしまうので。 最初に使っていた、CD-ROMの楽ナビは、そういうことが良くありました。その次に使っていた5年前のサイバーナビ（DVD）は、10秒以内でリルートしてくれるので、ほとんど問題なくなりました。 そして、今使ってるDVD楽ナビ（AVIC-DRV20）ですが、リルートは一瞬です。おそらく、案内中のルートだけでなく、可能性のあるルートの地図も随時DVDから読みこんでおいて、必要になったらすぐ使えるようになっているのでしょう。限られたハードウエアで性能を出すために、知恵を使っているわけです。 ルートを最初に検索する時の速度は、HDDの方が速いですが、楽ナビも旧世代のDVDナビよりずいぶん速くなりました。10秒が2秒になったところで、すごく嬉しいとは思えません。一日にそう何回もやるわけじゃないですからね。 HDD機の方が、DVD機よりも高性能のCPUなどを使っていることが多いので、そういう点での違いはあります。これはHDDかDVDかとは別の話ですが、好みの問題ですね。地図が高速にスクロールするのを重視する人もいれば、あまり気にしない人もいるので。私は後者ですが。 そもそもHDDナビのロバストネス（堅牢性）は、私は信用してません。クルマなんて、振動が激しいし、いつでも電源が切られるし、電圧は不安定だし、電子機器にとっては過酷です。しかも、PCはせいぜい3年くらいしか使わないと思いますが、クルマは5年、10年と乗るので、車載機器もそれだけの寿命が期待されます。それにHDDが耐えられるのか？　実際、ナビのHDDがクラッシュしたという話は聞きます。 この記事のパナソニックの人は、「HDDっていうのはどうしてもメンテナンスが必要です」と言っているので、つまりは消耗品と考えたほうが良いのでしょう。 何が言いたかったかというと、”検索を速くしたいのでHDDを搭載する”というのは、工夫のないアドホックな解決方法に、私には思えます。そのためにコストは上がり、ロバストネスを下げているのは如何なものかと。DVD楽ナビのように、ソフトウエアで工夫できるのであれば、そちらが正しい解決法ではないでしょうか。 それでもHDDナビが存在するのは、そのような技術論ではなく、マーケティング的な要請なのでありましょう。

宿命のライバル

奥さんのblogで、立体駐車場でクルマが出るのを待っていると、「赤いアルファロメオでお待ちのお客様〜」と言われた、とありました。

改めて見比べてみると、こっちがBMW 1シリーズで、こっちがアルファ147ですが、、、まあ似てるかな。テールランプの形は全く違いますが、側面のプレスライン、Ｃピラー、バンパーのあたりが似ています。なにより、色が赤なのがアルファっぽいのでしょう。

まぁ、カローラ・ランクスでお待ちのお客様、と言われるよりはよかったじゃん、と言ってるのですが。これも、なにげに似てるんで。

アルファ147はかっこいいんですが、ちょっと退廃的な都会のクルマって感じで、多摩くんだりには似合わないよな、と勝手に思っています。

伊豆高原にドライブ

この週末、伊豆高原にドライブ旅行に行ってきたので、それについてダラダラ書きます。カメラを忘れたので写真はケイタイです。

天気はあいにくの曇り空。家をゆっくり目に出て、まずは厚木に向かいます。小田原厚木道路に乗り、小田原西ICを降りたところで昼時になったので、たまたま目に付いた”早雲”というそば屋に入りました。これが思いがけずヒットで、特に妻が食べていた冷やしたぬきが素晴らしく、うちの会社の食堂にも同名メニューがありますが、１０２４倍うまいと思いましたよ。なんでも、「はつ花」という有名なそば屋の暖簾分けなのだそうです。なるほど。

その後、箱根ターンパイク、伊豆スカイラインと”山坂道”を走り、「伊豆ぐらんぱる公園」に行きました。HPを見ても、いまいちショボそうで（HPのデザインから、まずかなりショボイですが）、さして期待してなかったのですが、意外と良かったですね。体を動かして遊ぶ遊具がいろいろあり、ローラー付きの長大な滑り台とか、変形自転車（４輪のやつとか）などで遊んで、リリカは満足したようです。小さな子供にはいいんじゃないでしょうか。

泊まったのは、会社の契約保養所です。コテージということなのですが、渡された地図を見ると、一戸建ての各コテージが、別荘地のようなところに離れ離れに点在していています。たぶん本来は別荘だった建物を、個別に買い取って運営しているのではないでしょうか。
いわゆる大型ホテルのような共用施設は無いですが、広い庭があり、専用温泉もあり、駐車場が目の前なので便利と、ちょっとした別荘気分が味わえました。

夕食は”伊豆高原ビール”という、地ビール店に併設のレストランで取りましたが、ここもなかなか。さすがに魚介類は新鮮かつ豊富で、ペスカトーレ・パスタは海老やタコだけでなく、ムール貝やサザエもふんだんに入っていて美味でした。”水菜と蟹のピッツァ”も良かった。ビールは、運転するので飲まなかったんですけどね。

翌日は、思いがけず快晴。出発前に見た天気予報では雨だったのですが、日頃の行いのおかげでしょうか。

そこで、まずは伊豆高原の”さくらの里”に、せっかく近所なので行ってみることにしました。今年は遅いそうで、ソメイヨシノはまったく咲いてませんでしたが、早咲きの品種がぼちぼち。起伏にとんだ地形で、なかなか雰囲気がよく、咲いていたらすごく綺麗だったろうなと思います。混雑もすごかったでしょうけど。

その後、伊豆海洋公園にクルマを泊め、”城ヶ崎海岸ピクニカルコース”を歩いて、有名な”つり橋”を渡りました。晴れていたので海がキラキラして綺麗で、ダイナミックな海岸の風景を楽しみました。いやー、いいところですね。

昼食は、駐車場の近くで見つけた”鈴家”といううどん屋で取りました。夫婦２人でやってるような店で、妙に能率が悪くて待たされたけど、味は良かったですね。特にリリカが取った冷やしうどんが、腰があって良かったかな。

復路は、”熱海ビーチライン””真鶴道路”など海岸沿いの道を走り、さらにヤビツ峠を抜けて帰ってきました。山坂道あり、海岸通りありと、いろんないい道が走れて、楽しいドライブでしたね。宿や食事も良かったし。

あまり高速道路を走らなかったので、距離のわりに長時間運転しましたが、車のおかげかそれほど疲れませんでした。これからも、どしどしドライブ旅行に行きたいですね。次はゴールデンウイークかな？